投稿日:2025年2月2日
『チ。-地球の運動について-』
いうアニメが話題になっています。
かくいう私も、科学のことや、宇宙、天文のことなど大好きですが、『チ。-地球の運動について-』 については、少ししか試聴できていません。
概括的に、地球が宇宙の中心にあり、太陽や月、惑星、星々が地球の周りを回っている「天動説」が絶対的な教えとされた時代。
太陽を中心に地球や惑星が動いている「地動説」を「異端理論」とし、それを唱える「異端者」は弾圧されるという内容です。
以前、『アレクサンドリ』という映画を観たことがありますが、同様の内容でした。
以前の記事で紹介した2020年1月1日を開始日時とした水星から土星までの公転起動シミュレーター を作ったことがあります。
2020年は閏年でちょうど366日の半分にあたる、7月1日が水星の内合でした。
この年を基準に各惑星の位置関係を割り出し、各座標に配置させ公転させました。
詳しくは以前の記事 をご参照ください。
前置きはこれくらいにして、今回は各惑星のボタンを配置し、ボタンをクリックするとその惑星が太陽系の中心に配置されるというものを作りました。
以下です。
画面が小さいと上手く表示されません。
こちらのサイトをご覧ください。
ボタンについて、
タ。は太陽。
ス。は水星。
キ。は金星。
チ。は地球。
カ。は火星。
モ。は木星。
ド。は土星。
クリックした惑星が中心に配置され、他の惑星がその周りを回ります。
その他の仕様な前回記事を同じですが、一応載せておきます。
前回と同じですが仕様を載せておきます。
・起点は2020年1月1日になっています。
・1秒で1日進行します。
・カレンダーを手動で変更すると進行が止まります。
・カレンダー右隣の数値は、1年間の進行日数(左)とトータル(年跨ぎ)の進行日数(右)です。
・自動進行したい場合は再開をクリックします。
・x1ボタンをクリックすると10倍づつ速度が速くなります。最大はx1000です。
・シフトボタンを押しながらだと下がるようになっています。
・停止をクリックすると進行が停止します。再開をクリックすると再開します。
・逆回転をクリックすると日数を遡ります。
遡っている最中に再度クリックすると昇順に進みます。
開始年月日の2020年1月1日以前になるとトータル日数はマイナス値になります。
・うるう年※の計算ロジックも組み込んであります。
※うるう年:4または、400で割り切れる年はうるう年。100で割り切れる年は平年。
・二至二分は年によって変化するので今回は実装していません。
・惑星は本来ならば楕円軌道を公転しますが、太陽を中心に正円で公転させています。
・軌道面の傾斜も考慮していません。
・各惑星間は再現してますが、惑星の大きさ比率は再現していません。
「チ。」をクリックすると「地動説」の配置はなく「天動説」の配置になってしまいます。
中心を「チ。」にするというご愛嬌とさせてくださいm(_ _)m
お断りとして、このシミュレーターは個人で楽しむために作ったものです。
私の計算方法も正確ではありませんし、グレゴリオ暦や、公転周期も時間の経過とともにズレが生じます。
各惑星を中心に配置した際、中心との距離の誤差のせいで、カクカクと、中心から微妙に外れます。
ご了承ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。