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面付けとは
 
本を作るためには、印刷、製本、断裁などの工程があります。
特に、印刷後、紙を折った際にページが順番に並ぶように配置することが大切になってきます。
この、順番に並ぶように配置することを面付けと言います。
 
下のような表を作ってみました。

内容 仮丁 本丁 備考 内容 仮丁 本丁 備考 内容 仮丁 本丁 備考
表紙 表紙 1 1 巻頭特集 2 11 17 巻末特集 4 3 33
表紙 表紙 2 2 巻頭特集 2 12 18 巻末特集 4 4 34
目次 1 1 3 巻頭特集 2 13 19 巻末特集 4 5 35
目次 1 2 4 巻頭特集 2 14 20 巻末特集 4 6 36
目次 1 3 5 巻頭特集 2 15 21 巻末特集 4 7 37
目次 1 4 6 巻頭特集 2 16 22 巻末特集 4 8 38
巻頭特集 2 1 7 企画 3 1 23 巻末特集 4 9 39
巻頭特集 2 2 8 企画 3 2 24 巻末特集 4 10 40
巻頭特集 2 3 9 企画 3 3 25 巻末特集 4 11 41
巻頭特集 2 4 10 企画 3 4 26 巻末特集 4 12 42
巻頭特集 2 5 11 企画 3 5 27 巻末特集 4 13 43
巻頭特集 2 6 12 企画 3 6 28 巻末特集 4 14 44
巻頭特集 2 7 13 企画 3 7 29 巻末特集 4 15 45
巻頭特集 2 8 14 企画 3 8 30 巻末特集 4 16 46
巻頭特集 2 9 15 巻末特集 4 1 31 表紙 表紙 3 47
巻頭特集 2 10 16 巻末特集 4 2 32 表紙 表紙 4 48

これは台割り表と呼ばれるものです。
主に編集や下版進行の現場で使われるもので、本を作るのに欠かせないものです。
台割り表を参照に折丁を作ります。
 
本はという単位でまとめられ、最少4ページから、4の倍数で構成されます。
上表では、最多は16ページということになります。

表紙折 4ページ
1折 4ページ
2折 16ページ
3折 8ページ
4折 16ページ

▲折とページ構成。
 
仮丁は折単位での通し番号になり、本丁は本全体での通し番号(ノンブル)になります。
 
構成は下表のようになります。
行方向を実際に面付けします。
「仮丁(本丁)」のように記載してあります。
 
表紙折

1(1) 4(48) 表面
2(2) 3(47) 裏面

 
1折

1(3) 4(6) 表面
2(4) 3(5) 裏面

 
2折

1(7) 8(14) 9(15) 16(22) 表面
2(8) 7(13) 10(16) 15(21) 裏面
3(9) 6(12) 11(17) 14(20) 裏面
4(10) 5(11) 12(18) 13(19) 表面

 
3折

1(23) 4(26) 5(27) 8(30) 表面
2(24) 3(25) 6(28) 7(29) 裏面

 
4折

1(31) 8(38) 9(39) 16(46) 表面
2(32) 7(37) 10(40) 15(45) 裏面
3(33) 6(36) 11(41) 14(44) 裏面
4(34) 5(35) 12(42) 13(43) 表面

 
印刷物には表と裏があります。
各、行の1段目、2段目と3段目、4段目が表と裏の関係になっています。
面白いことに、各行の外側と内側の合計は同じ数値になるようになっています。
例えば、2折では、
1段目、仮丁の1+16=17になり、8+9=17になります。
2段目、仮丁の2+15=17になり、7+10=17になります。
3段目、仮丁の3+14=17になり、6+11=17になります。
3段目、仮丁の4+13=17になり、5+12=17になります。
 
それでは、ここから面付けの話しです。
今回は左綴じの本を想定しています。
左綴じの本は奇数ページが右側になります。
文字が横に組まれている本が該当します。
各折ごとの面付けは下のようになります。▲は上方向を表しています。
4面付けの上方向は折ったときに袋状になることからと呼ばれています。
左綴じは天が袋になるので天袋、右綴じは地が袋になるので地袋となります。
各部の名称は下図をご参照ください。
 
面付け、各部の名称
 
 
表紙折(4ページ 2面付け)


4(48)

1(1)
表面

 


2(2)

3(47)
裏面

 
1折(4ページ 2面付け)


4(6)

1(3)
表面

 


2(4)

3(5)
裏面

 
2折(16ページ 4面付け)


1(7)

16(22)
表面

8(14)

9(15)

15(21)

2(8)
裏面

10(16)

7(13)

 


3(9)

14(20)
裏面

6(12)

11(17)

 


13(19)

4(10)
表面

12(18)

5(11)

 
3折(8ページ 4面付け)


1(23)

8(30)
表面

4(26)

5(27)

7(29)

2(24)
裏面

6(28)

3(25)

 
4折(16ページ 4面付け)


1(31)

16(46)
表面

8(38)

9(39)

15(45)

2(32)
裏面

10(40)

7(37)

 


3(33)

14(44)
裏面

6(36)

11(41)

 


13(43)

4(34)
表面

12(42)

5(35)

 
Illustratorで作って裏表でプリントしてみましょう。
Illustrator面付け
 

Illustrator面付けプリント
Illustrator面付けプリント
Illustrator面付けプリント
Illustrator面付けプリント

▲切って、折って、重ねて、さらに折って、さらに重ねて。
開くように袋を切って、ホチキスで止めて、本の完成です!
 
面付けにも印刷機によって平台、中抜き、Z折(グレッグ)などの種類があります。
綴じ方にも中綴じ、無線綴じ、あじろ綴じ、かがり綴じなどの種類があります。
長くなるので、また別の機会に書きたいと思います。
 
長くなりました。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
 

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