投稿日:2021年7月31日
夏真っ盛り!
今年も例年通り、ペルセウス座流星群が到来します。
流星群が到来と言っても、母天体のスウィフト・タットル彗星が残したチリの軌道上を地球が通り過ぎるときに、地球の重力に引かれたチリ達が流星になるという現象です。
1月のしぶんぎ座流星群、12月のふたご座流星群と共に三大流星群と呼ばれています。
ペルセウス座流星群(アストロアーツ)
スウィフト・タットル彗星(Wikipedia)
流星群とは言っても、数分おきに数個の流星を観測したことしかありません。。。
では、作ってしまえ!
と言うわけでAfter Effectsで流星群を作ってみました。
YouTubeにアップしました。
30秒の動画です。
背景素材はPAKUTASO さまよりダウンロードし使わせていただきました。
Photshopで調整し、30秒かけて少しづつ拡大するアニメーションにしてあります。
▲After Effects、流星群のコンポジションです。
合計43個の流星を作り時間軸をずらして出現させています。
基本、1つの流星をPlug-In Saberで作り、方向や色、大きさ、光の強弱を変えて複製してます。
レイヤー1つのサンプルを掲載しておきます。
▲Glow Color、Glow Intensity、Glow Spread、Glow Bias、Core Sizeを変えつつ、Start Offset、End Size、End Offsetはほぼ同じに設定してあります。
タイムラインの長さやOffset値を微調整し、他の流星と作り替えました。
▲最初のキーフレームとSaberの各値。
▲2番目のキーフレームとSaberの各値。
▲3番目のキーフレームとSaberの各値。
▲最後のキーフレームとSaberの各値。
▼このようになります。
最後にもう一度掲載しておきます。
30秒の流星群をお楽しみください。
極大日の12日の月は20:57に沈んでしまうので、13日の未明にかけて、今年のペルセウス座流星群は好条件で観測できるようです。
後は天気次第ですね。。。
出現期間は、7月20日~8月19日と長いので、星空を見上げていれば1つくらいは観測できるかも知れません。
しかし、母天体のスウィフト・タットル彗星は2126年8月に地球とスレスレの起動を通過していくと予測されています。
12日や13日に差し掛かるとちょっとヤバいことになるかも知れません。。。
予測が外れることを望みつつ流星観測を楽しみましょう。
最後まで読んでくださりありがとうございました。